HOME > インタビューアーカイブ > インタビュー:秋山佳胤さん03

いま日本で起きていること

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写真:道ばたに咲くバラの花(撮影:Yoshitane Akiyama)

  • 3月11日の地震は、東京でも震度5強という地震で、この肉体が今まで感じた中で一番強い揺れだったと思いますが、私の心は一点の揺れもありませんでした。
  •  一方で、論理的に考える自分というのがいて、これは小さい頃からおしえられていた大地震ではないか、机の下に隠れた方がいいのではというような恐怖を呼ぶようなことを言う自分がいるわけですが、まったく少しも怖いと思えないんですね。これは理屈ではないのでね。ある意味、地球との一体感を感じていると、揺れと一体となっているために、揺れに囚われないという感覚でしょうか。
  •  だけど、変化の時期だというのも、強く感じるわけです。地震が起こる前から、意識のあるレベルの層では、会ったことのある人もない人もみんなが祈りの交流をし合っているというのを強く感じていました。プラーナを維持できるようになると、そのような感覚が鋭敏になるというのは事実だと思うんですよね。人と人との繋がりというのを実感するようになるんです。森羅万象みな、繋がっているのです。それは人間に限らず、地球上の動植物、鉱物、すべてとの繋がりを感じるのです。その繋がりを感じると、相手を傷つけようという気持ちは、いっさい起きないんですね。相手を傷つけることは、それと繋がっている自分を傷つけることになりますが、自分を傷つけようというのは、自己破壊的になっていない限り、健康な人はおよそしないわけですよね。それと同じですね。すごく、エネルギー的な祈り、というのを強く感じました。
  •  3次元的に見れば、こんなに危機的状況はないでしょう。ある海外のジャーナリストは、日本は終わったと言っているそうですが、そんなことを聞いても、私は一点の揺れもないわけですよ。いや、日本人のいま目覚めている愛の意識と祈りの力はすごい、と。日本だけではなく、世界中の祈りの力、さらに地球の外からの祈りの力を、体が沸騰してくる位感じるわけですよ。この有り難い祈りの力を。これを感じてしまうと、およそ悲観的なことは思いようがない。仲間と共に祈れるこの幸せなこと、これを楽観視しないで何を楽観視するのかと。
  •  肉体が自分自身だと誤解してしまうと、例えば肉体がけがをしたら、不幸になってしまいます。でも、そうではないわけです。魂は永久不滅で一点の傷もつかないという実感があれば、多少けがをしようが、病気になろうが、何のことはないわけです。逆にそこがフリーになると、肉体の修復はいとも簡単にできるのです。
  •  また、被害者になることで、肉体の修復ができない、治らない人もいます。交通事故に遭って以来、20年以上、神経障害に悩むある方が、ホメオパシーの相談会にいらしたときの話です。毎日約30種類の大量の薬を飲み続け、肝臓の数値も危機的な状況でした。その方が相談会のときにおっしゃったことは「あの事故以来、私の人生が変わった。100対0の被害者だったので、逆に気持ちの整理がつかなかった」と言うことでした。
  •  被害者になってしまうとエネルギーがそこで固定化してしまうんですね。自分が被害者になるということは、加害者をつくるということにもなってしまいますしね、誰も喜ばないことです。ですから、私は被害者にならない、治る、と宣言すればよかったのです。QXを使ったプログラムなど、色々やり終えて私はその方に「20年も続けていらしたことですし、ホメオパシーのレメディで少しずつ置き換えられるといいですね。薬に慣れていらっしゃるので、急にやめることは決してしないでくださいね。焦らないでいきましょう」と言っていたんです。しかし、その方は9日後に薬を全部やめてしまいました。そして、病院で検査を受けたら、肝臓の数値は正常値に戻っていました。
  •  わたしは、人の素晴らしい治癒力というのをたくさん見せてもらうんですよ。こんな有り難いことはありません。ホメオパスというのは、ある意味人生相談を受けるわけですが、わざわざ来てくださった上に、その方の尊い魂の物語を聞かせてくださる、そして喜んで帰ってくださるのです。こんな有り難い仕事はあるか、と思うんです。それで治れば、さらにありがとうございますと言われるのです。その人自身の力で治ったのに。私はその人の光を見い出しているだけなのです。

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写真:2010年の千鳥々淵の桜(撮影:Yoshitane Akiyama)

━━━強烈かつ悲惨な闇の体験を、私たちは目撃することによって光の体験、強い感謝や歓びを体験できるともいえますね。

  • 確かに闇があるからこそ光の有り難さがわかるということもあり、光がないところには闇もないわけです。光を照らすと反対側に陰ができて、闇ができる。ですから光が闇をつくっているとも言えるわけですよね。
  •  しかし、そういう状況でも、反対から光を当てたら、また違うことになります。意識をどこにもつか、光をどこから当てるか、どこに観察の視点を置くかということですね。物事を観察するときに、光をあててしまうとその観察行為によって、対象がわずかに動いてしまう。ですから、純粋な意味での観察は、難しいのではないか、これが現代物理学でいう不確定性原理なわけです。しかし待てよ、本質を把握するのに、目を使わなければいいのではないかと。感覚や観察を使わなくてもいいのではないかと。ある意味、ジャンプしていいのではないか。物事を認識するいうプロセスにあっては、一応その過程を考える以上は、まだ知らないという状態とすでに知っているという状態があるわけですよね。その間が認識のプロセスなわけですね。でも、そこを飛び越えることも可能であるとも感じているわけです。はじめからすでに知っているということです。実は私たちの中には全知全能の神がいるわけですから、すべて内に答えはあるということです。新たに知るということは何もないわけです。せいぜい思い出すとか、気づくくらいでね。つまり、色々な見方ができるということですね。
  •  私は何が起こってもそれは天の計画だろうと思いますし、このことによって、私たちの真理への目覚めというのは加速するのではないかと思います。
  •  物事をどのように意味付けするかというのは、私たちの意識ひとつでできることです。であれば、楽しい意味付けをしたらどうか、と思うのです。自分のやりたいこと、魂のやりたいことを大切にし、それが人の役にも立つものであれば、驚くべきサポートがあると思います。
  •  今、まさに地球は黄金時代を迎えようとしていると実感しています。ライオンとシマウマが隣り合わせで昼寝するような平和で調和のとれた世界がここにあるのです。このエキサイティングな変化の時期を皆様とご一緒できることに心から感謝します。

インタビュー後の感想:
3月15日、活力に溢れ、愛に溢れる秋山さんとのお話は、5時間に渡りました。インタビュー中にも余震が何度かありましたが、秋山さんの魂のストーリー、光と闇のお話、さまざまな視点について、そして祈りについて、話題は多岐に渡り、あっという間の楽しいひと時でした。秋山さんは学生のときに、宇宙の真理が知りたい、と自然科学者を目指し、強くなりたい、と空手で修行を積んでいらっしゃいましたが、いまはどちらの願いも、さらに素晴らしい形で実現していらっしゃると感じました。やさしく、しなやかなのはもちろん、固定観念に一切とらわれることなく、ご自身が信じる真理をたくさんの方と分かち合っていらっしゃいます。そして、すべては自分自身で選択できる自由をもっていることを示してくれているのです。それでいて、すべてをゆだねている—真の強さというものを見せていただきました。(マヤカ)

秋山佳胤 Yoshitane Akiyama
1992年東京工業大学理学部情報科学科卒業。 1998年弁護士登録(東京弁護士会)2008年9月ロータス法律特許事務所設立。日本ホメオパシー医学協会(JPHMA)、英国ホメオパシー医学協会(HMA)認定ホメオパス。コーヒー豆の焙煎歴は20年を超えるが、2010年より「ロータスコーヒー」として卸売・小売業も開始。

秋山佳胤さんへのお問合せ先
ロータス法律特許事務所 http://www.lotus-office.net/
ロータスコーヒー http://www.lotuscoffee.net/

*イベントの日程やその他秋山さんへのご質問は、上記、秋山さんHPからお問合せください(*^∀°)⌒☆