インタビュー：ミリアム＆メニブ

Miriam Ken Dror & Meniv Perry
「自分を愛と歓びで満たしましょう。それは、とても簡単。一瞬です」
2010.06.12update｜インタビュー

ミリアムさんとメニブさんはイスラエルのヒーラーです。向こうでは、ミリアムさんのご自宅がサロンになっていて、現地では『来る人に奇跡をもてなす家』と呼ばれているとか。お二人は、ご自身でクリエイトしたレゾネーティングヒーリングを行い、たくさんの人を治癒しています。このヒーリングは、クライアントの身体や心に働き掛けるだけではなく、医療スタッフや周りの人の集中力を高めたり、心を落ち着かせたりする効果もあるそうです。ミリアムさんたちは、イスラエルで医療とヒーリングを融合させ、新しいヒーリングのあり方を示しています。
そのお二人が、そのヒーリング方法を伝えるべく来日されました。お二人を日本に招かれた(株)モーニングホープさんのご協力でインタビューをさせていただきました。

ミリアムさん(以下ミ) メニブさん（以下メ）インタビュア旭享子（以下た）

━━━ミリアムさんがヒーラーになったきっかけを教えてください。

ミ：小さい頃から人を助けたいという気持ちがあって、いつも、赤ちゃんに触ったり、小さい子に触るとその子が落ち着くというようなことがありました。だけど、忙しかったり、時間がなかったり、お金がなかったりして、ヒーリングそのものを習ったりしたことはありませんでした。ただ、人生が過ぎていくという感じでした。
1991年に息子、ヨエルが交通事故にあって全身麻痺になったとき、今まで怠け者でしたが、それからは自分でやらなければなりませんでした。それから、ヒーラーになりました。

━━━たくさんのことを勉強されていましたね。

ミ：ええ。多くのヒーリングを学ぶ中で、それらのヒーリング法やテクニックとコンセプトには共通点がある事がわかりました。つまり、『周波数が免疫力や心身の健康のカギ』だということがわかったのです。その後、自分の周波数を共振共鳴させるかという独自のヒーリング法を確立していきました。

━━━現在、イスラエルではどういった活動をされているのですか？

ミ：今、メニブ（義理の息子）と一緒に仕事をしています。ヒーラーとして活躍していたメニブがきて、ヒーリングの可能性がとても広がりました。今、私のもっているすべての叡智をメニブに伝えています。

━━━今回、日本で行っているレゾネーティングヒーリングの理論を、簡単に説明していただきますか？

ミ：いろいろなヒーリングを学ぶ中で、そのヒーリング自体が息子にとって良かったというのでなく、もちろん、それもあるんですが、私の周波数があがっていったというところに、ヨエルが反応しているということがとても大きな気づきだったんです。その大きな気づきの中で、高次元にアクセスするということが、ヒーリングに密接な関係性があるということに気がつきました。

━━━レゾネーティングはそういう意味ですか？

ミ：私の周波数が上がっていけば、それに共振共鳴して周りの周波数が上がっていくということがわかりました。次元が上がることによって、周りが共振共鳴して良くなっていくということが、レゾネーティングという意味です。
メ：エネルギーがあがっていくことによって、ヒーリングとかそういうことではなしに、その周波数が上がることによって、周りへの影響が大きくなるのです。

━━━その周波数が上がるというのは、私たちにもすぐわかるものなのですか？

ミ：もちろん、誰でも感じることができます。気分が良くなかったとしても、周波数があがることによって気分が良くなったりとか、具合がよくなったりとか。私が高く周波数を保っていたら、周りの人たちもそこを頼りに共振共鳴できる場所ができるので、自然と周囲もあがってきます。だけど、もし、周波数が下がったままだったら、みんなも下がったまま。周りの雰囲気が暗かったりとか、どんよりしている状態になります。
メ：ここで大切なのが考え方。思考のパターン、思考のめぐらし方がすごく大切で、良い方向に考えていくことをしてほしいんです。そうじゃないと、せっかく周波数を上げても、考え方によって自分自身が現状からくっついてしまっているとすぐに下がってします。
もし、思考を変えたときには、その瞬間に周波数は上がっていきます。

━━━たとえばイルカと一緒に泳いだりとか、マスターと瞑想したりとか、周波数が一時的に上がることはみなさん体験していると思うんですよね。でも、上がった周波数を維持する方法を教えられているというのは、ユニークだし、素晴らしいですね。

ミ：息子が事故にあって、集中治療室に入った状態の悪い彼を目の前にして、これからの自分の人生を泣いて過ごすのか、そうじゃないのかと考えました。今までだったら、泣いて過ごすことを選んでいたかも知れないですけど、私は笑って生きるということを決めました。その瞬間に、私の思考、考え方が変わったんですね。すると、新しいことを学ぼうという前向きな気持ちになったり、どんどん楽しいことが人生にやってくるようになりました。思考を変容したら、人生に大きな変化が訪れたんです。
ヨエルがこん睡状態になって、からだじゅうにいろいろな機械がつながっているというようなときに、私が心から笑っているような状態で部屋に入っていくと、その心拍数とかデータとかがサーッと落ち着いていくんです。それがとても顕著でした。こん睡状態であっても、自分自身が笑う、良い心地を保つ、高い周波数の状態でいると、口がきけなくても、動けなくても、ちゃんと共振共鳴して、データが落ち着いてくるんです。自分が不安だったりするとそうはならなくて、自分の周波数が伝わることがモニターで確認できたんです。
メ：高い周波数でいるということが、からだの中の全細胞に呼びかけて、悪い部分とか問題になっている部分を治していったりとか、からだにも良い影響があるし、その人だけじゃなく、それをとりまく環境すべて、周りのものにも良い影響があるということがわかっています。低い周波数にいると、思考がとどまってしまって、からだの可能性を引き出してあげることができないんです。だけど、逆に、高い周波数に触れれば、からだの細胞そのものが持ってる可能性を最大限に発揮することができるので、自己治癒だとか細胞の活性化ということが起きてくるのが、レゾネーティングヒーリングの鍵なんです。

━━━たとえば、自分で自分を高い周波数にとどめて、このお話を読んで、私もやってみようと思っても、なかなか人間はパターンにはまっていて、なかなか自分の考える癖を見つけられなかったりしますよね。それが、ワークショップで学んで、そのあたりの限界を突破しようという感じなんでしょうか?

ミ：今回の土日で２つのセミナーが終わっただけで、どれだけ参加者が変わったか。（古木：ｍixiの、レゾネーティングヒーリングのコミュニティに感想が書かれているのでそれをご覧ください）それがどれだけ簡単かが、おわかりになると思います。あなたが質問した「人間はパターンにはまっていて、なかなか自分の考えの癖を見つけられない」これが固定観念なんですね。それが今の考え方なので、それをいろいろなトピックスによって、さくっと簡単に変えるということができるんです。

━━━限界の枠をはずしていくということですか？

ミ：今まで生きてきて、この思考パターンを作り上げたのは、その方法しか知らなかったから、今もそうやって生きているんです。だから、別の思考パターンを自分の中に取り入れた瞬間に、もうすべて簡単に変えることができます。簡単に、です。

━━━今回はパワーストーンのセミナーもするということですが、パワーストーンには何か特別な思いがありますか？

ミ：小さい頃から石が大好きで、石ころも集めて部屋に飾っているくらい。なぜかわからないけど、好きなんです。石が大好きで、自然が大好きです。石というのは自然の一部であって、自然の中で生まれたものであって。日本人の方も自然が好きですよね。
ヨエルが事故にあって、家に連れて帰るときに、今までのうちでは車椅子が使えないので引っ越すことにしたんです。新しく引っ越したら、すぐそばに石のお店があって、そこにクリスタルの講座をやっていたので習いにいったんです。でも、先生が教えてくれることは全部わかっていました。なぜかというと、石が使い方とかをすべて教えてくれるんです。ただ、持っていると、いろいろな情報がわかるんです。それで、石が自分の友達のようで、愛着が湧いてきました。石を持つと、自分の心の中の家に戻るような気持ちになります。すごく落ち着くんです。

━━━石を持つと全部わかるというのは、ミリアムさんだけですか？　誰でもできますか？

ミ：もちろん、すべての人ができるようになります。とても簡単です。それは、石には周波数があって、自分にも周波数がある。周波数と周波数は会話をします。周波数に耳を傾けて聞いてあげること、感じることによって、いろいろな情報を教えてくれるようになります。

━━━チューニングするということですか？

メ：自分を高い周波数に引き上げて保つことによって、それぞれの石の特徴的な周波数とコミュニケーションができるようになるんです。石の周波数がわかってくれば、からだのそれぞれの部位を活性化するということもわかってきます。

━━━石を治療に使うこともあるのですか？

ミ：ときと場合によって使っています。よく石屋さんには、この石は何に効果があるという意味を書いてありますが、そういうものを見て買うんじゃなくて、自分がそのお店に入って一番美しいと思うもの、そういうものを持つようにしてください。実は、自分のからだの叡智も素晴らしいものです。だから、その人のからだが何を欲しているかというのは、ちゃんとからだの叡智がわかっているので、そういうのを感じて買ってください。

━━━ワークショップで触れた日本人のエネルギーで特徴的なことはどういうことですか？

ミ：学ぶことに対してすごく真剣です。自分がここに留まるんじゃなくて次のところに行きたいという情熱を感じるし、それぞれ一人ひとりがすごくパワフルだということに驚きます。日本の人というのは、ストレスを抱えてたり、自分の感情を押し殺したりというふうに生きてきたと思うんですが、それが学ぶ意欲、学ぶことによって瞬時に方向転換してしまいます。その変わる瞬間というのは、この二日間いろいろ見て、叡智を伝えたり、教えたりすることが本当に大きな歓びです。

━━━今回の来日で、どうしても伝えたいことはどういうことでしょうか？

ミ：もっとも大切なことは、気分がよくなること、愛、歓びで満たされること、満たすこと。どれも簡単にできます。実践的に、瞬時に。心理学者とか心理カウンセラーのところに行くと、それはこういうことだと分析はしてくれても、じゃあ「どうしたらいいか」は教えてくれません。宇宙の叡智は、そういったものすべてが簡単にできると教えてくれます。簡単にできるということが、一番大切なこと。簡単にできると思うことも、実は簡単なんです。

━━━最後に、これからの夢を教えてください。

ミ：もう、今この瞬間が夢の中で、もう、夢がかなっている。いつも、夢の中で生きています。
メ：イスラエルから長い時間をかけて日本に来たのですが、そこで生徒さんたちが瞬時に変わるのを見るのが本当に夢のようです。

ミ：石が笑うところを見たいですか？
た：見たいです！

この石は、ミリアムさんの亡きお母さんのものです。ある日、パソコンで仕事をしていたら、石がこの顔を見せてくれたそうです。それは、お母さんからのメッセージ、「笑って」ということだったそうです。

━━━最後にみなさんが簡単に学べるようなレゾネーティングヒーリングの考え方や方法があったら教えてください。

ミ：いいですよ。一番簡単で、お金のかからない良い方法です。5分間で、もしくは2分間、１分間かも知れません。

「Ｉ　ＬＯＶＥ　ブリージング」
静かに座ってください。
そして、軽く目をつぶりましょう。
大きくゆっくりと深呼吸を３回します。
息を吸うときに、ハートの中で「Ｉ　Ｌｏｖｅ、Ｉ　Ｌｏｖｅ・・・」といいます。
そして、その愛を自分の中にとりこみ、満たします。
吐くときも、同じようにハートの中で「Ｉ　Ｌｏｖｅ、Ｉ　Ｌｏｖｅ・・・」といいながら、
自分のオーラを愛でいっぱいにするようにします。
そして、あなたのまわりが光で包まれているというイメージをします。
あなたのオーラは愛で満たされています。
そのオーラをどんどんどんどん大きくしましょう。
そして、あなたの職場、あなたの家、あなたの家族をその愛のオーラで包んであげてください。
あなたのイメージの中にいる人、すべてが同じエネルギーを持つようになります。
終わったら、ゆっくり目を開けてください。

ミ：寝るときに「I Loveブリージング」を行うと、とてもよく眠れるでしょう。そして、目が覚めるときは、とても気持ちよく目が覚めるようになります。誰かに会うとき、何かをするとき、寝る前や朝起きたときに、2分でもこのブリージングを行って、自分の高い周波数を保ってください。私は、着る洋服を自分で選んだり、つける香水を自分で選ぶように、自分のエネルギーも自分で選んでいます。
メ：今までホームページをどういう色にしようかな、どういうデザインしようかなとすごくたくさん考えて作っていると思いますが、これからは、どういうエネルギーにしようかなというのを選んでください。たくさんの人が訪れるように、たくさんの人が愛で満たされるように、あなたたちがこれから作るＨＰにも同じように愛をふきかけてください。
あなたたちのＨＰが美しいもので、たくさんの人がそのページに訪れたくて、たくさんの歓びを得る、そういったイメージをもってください。そして、ＨＰをあなたの愛で包んであげてください。そして、あなたがたが書かれているすべての記事、すべての内容が、光で包まれ、愛で包まれていることをイメージしてください。

インタビュー後の感想：
お二人は穏やかで、本当に愛に満ちていました。目をあけたとき、とても気持ちがよく、周囲が白い光に包まれていました。さまざまなことは、自分の固定観念や概念からきて、ことばでそれを確認するようなものなのですね。私も簡単にできるということをただ受け入れて、そういうことばを発信していきたいと思いました。（た）

Miriam Ken Dror ミリアム・ケン・ドロー（イスラエル在住、ユダヤ人）
ミリアムさんがさまざまなヒーリング法を学び始めたのは、1991年、最愛の息子ヨエルさん（当時17歳）が交通事故に遭って全身麻痺になってからです。ヒーリングを習えば習うほど、知れば知るほど、自分自身が芯から力強くなるのを感じ、『ヒーリング力と高い周波数が自分の一部になる感覚』が得られるようになったとのこと。そして、ヒーリングの方法にはどれにも共通点があることが分かりました。すべて、自分の周波数を上げるということだったのです。そして、その周波数が免疫力や心身の健康のカギだということがわかってきました。その後、上げた自分の周波数を共振共鳴させるかという独自のヒーリング法を確立していきました。これがレゾネーティングヒーリングです。１年半の入院生活でも回復しなかったヨエルさんですが、ある日、その細胞がミリアムさん感謝と愛に反応し、動かなかったはずの指が動くようになりました。とても小さな出来事でしたが、奇跡と言えるとても大きな意味がありました。それ以来、ミリアムさんは奇跡が自分の人生の一部になったように感じました。ミリアムさんが生み出したこのヒーリングは、数多くのヒーリングの集大成であると共に、ヨエル氏への深い愛により、彼女の人生経験が喜びに変換され、与えられたギフトと言えるかも知れません。そして、その後、ミリアムさんの家にやってくる全ての人に奇跡がもたらされるようになりました。いつの間にかイスラエルでは、『奇跡をもてなす家』と呼ばれるようになっています。

Meniv Perry メニブ・ペリー(イスラエル在住、ユダヤ人）
ミリアムさんの義理の息子であり愛弟子。レゾネーティングヒーリング、クラニオセクラル、シータヒーリング、リコネクティブヒーリング、リコネクション、クウォンタムタッチ、マジカルパス、クリスタルヒーリング、バッチフラワー、リフレクソロジーなどの数多くのヒーリング法とレゾネーティングヒーリングを組み合わせて人々をサポートし、ミリアムさんと共に数々の奇跡を生み出しています。

●レゾネーティングヒーリングセミナーに関するお問い合わせ
株式会社モーニングホープ　古木仁
メール
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詳しくは、レゾネーティングヒーリング公式サイトを。
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